2017年06月29日 | ニュース 生物学科

   弘前大学農学生命科学部の山尾僚助教と、森林総合研究所森林昆虫研究領域の向井裕美研究員は、オオバコの種子が、近くに存在する同種の種子と他種の種子を同時に識別し、同種の種子の遺伝的類似性に応じて発芽タイミングを変化させる(遺伝的に近い種子と共に他種に遭遇すると早く発芽する)ことを発見しました。この結果は、植物の種子が異なる生物的な複数の情報をあわせて処理する、すなわち、情報統合が可能であることを示す初めての報告となります。  

   本研究成果は、日本時間6月21日に、Proceedings of the Royal Society of London, B 英国王立協会紀要に掲載されました。

 

概要はプレスリリース資料をご覧ください。

https://www.hirosaki-u.ac.jp/wordpress2014/wp-content/uploads/2017/06/20170622.pdf

 

2017年6月23日 東奥日報掲載

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2017年6月23日 陸奥新報掲載

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