2010年11月29日 | トピックス

 本学部園芸農学科 前田智雄 准教授が参加していました,国際宇宙ステーションの実験棟「きぼう」で保管された「宇宙カボチャ」の種子を配布用に増やす栽培プロジェクトですが,15粒の種子から「宇宙カボチャ」を無事栽培・収穫し,この度採種した2853粒を事業主である国際総合企画へお返しししました。

 この種子は,パンプキンミッションに参加する小学校等に今後配られる予定です。

 パンプキンミッションウェブサイトはこちら

 

 <種子採種の様子>
 9月に茎葉が黄化した株から果実を収穫し,その後温室で完熟させるために保管し,11日に果実から採種しました。
 7株それぞれ果実の特徴が違いましたので,株ごとに採種しました。
 未熟な種子や果実内ですでに発芽したものもありましたので,そういったものは選別して除きました。
 詳細な採種量はこちら

 

<前田先生の感想>  
  今回の採種量が多いのか少ないのかは比較するデータがないのでわかりません。限られた面積での鉢栽培でしたので,土耕に比べるとおそらく着果数が少ないのかな,という気がします。