2019年05月09日 | トピックス 地域連携

 弘前大学農学生命科学部では,これまで連携の薄かった県南地域との連携を進めており,このたび,本学部の卒業生である階上町の浜谷豊美町長を表敬訪問し,今後の連携推進に向けた意見交換を行いました。
 佐々木学部長,泉谷副学部長(地域連携室長)から,農学生命科学部の地域連携の取組みや,地域連携推進室について説明を行いました。
浜谷町長からは,同町の農業(長ネギ,長芋),水産業(アブラメ,なまこ),観光・食(階上岳,ハマの駅「あるでぃーば」,みちのくトレイル,いちご煮,早生階上そばの現況や課題等について説明がありました。
引き続き,同町で数十年前に柿ワインの開発を行った経過や,廃校を活用し栽培から製粉まで一貫し取組が進められている「階上早生階上そば」のブランド化についての意見交換が行われ,今後は,地域課題の抽出に関する実態調査の実施や,「柿サイダー」の商品化等,相互の連携による地域振興に向け検討していくこととなりました。

 

握手する浜谷階上町長(左)と佐々木農学生命科学部長(右)