2016年12月09日 | ニュース 国際園芸農学科

平成28年11月20日(日)の東奥日報「発見必見 あおもり経済」で、青森県産ナマコのエキスを使ったせっけん「SEA LINE SOAP(シーラインソープ)」が紹介されました。

せっけんをはじめとする商品開発は青森市の水産加工会社「大豊」と弘前大学が共同で進めており、ナマコの食材以外の活用に力を注いでいます。2011年から販売している「SEA LINE SOAP(シーラインソープ)」は、「大豊」が2~3週間天日干しを繰り返して製造した乾燥ナマコを粉末化し、そこからエキスを抽出して加工されています。原料には、形が悪く傷があり、食用としては価値が落ちるナマコを有効活用しています。研究の中心を担う農学生命科学部国際園芸農学科 澁谷長生教授は記事の中で「ナマコ本体を使うとどうしても割高になる。廃棄物を利用することで安くて、より効果が高い商品が作れるはず」と語っています。

 

2016年11月20日 東奥日報掲載

この画像は当該ページに限って東奥日報社が利用を許諾したものです。無断転載はできません。