教員紹介

NO IMAGE

佐々木 長市 ささき ちょういち

  • 英語表記 Choichi Sasaki
  • 職名 教授
  • 所属 弘前大学 農学生命科学部 地域環境工学科
  • 専門分野 農地工学
  • 電話 0172-39-3847

メッセージ

農地工学

作物を生産するあるいは自然環境の保全に良い農地を造ることを目的とした研究分野です。具体的には農地の生産性の向上とともに農村環境の整備、地域活性化などを目的とする農地基盤の整備をおこなう圃場整備が研究の具体的内容です。

sasaki_1

水田を掘るとこのように水面が現れます。この水は土壌のどのようなすき間を移動しているのでしょうか。どんな成分が含まれているでしょうか。

sasaki_2

この黒い筋は何でしょうか。これは土すき間の影像です。このような植物の根が腐ってつくられた根穴(根成孔隙という)が水の通り道であるとは驚きです。

 

 


研究テーマ

1.水田の浸透形態が水稲の生育収量及び浄化機能に及ぼす影響

 水田は,乾田と湿田ではその浸透形態に違いをもつ。その違いは,層内の酸化還元環境に影響を与える。具体的には,心土層の酸化還元に影響をもた   らす。この条件を明確にした水田モデルを作製し,水稲の生育収量及び降下浸透水の水質浄化機能に及ぼす影響を解明することにより,生産性が高くかつ環境にも優しい水田を追究している。

2.土壌間隙のX線立体撮影による実態及び機能解明

 これまで土壌間隙の実態解明は,顕微鏡薄片を用いた研究が主体であったが,X線を用いることにより,非破壊で三次元的にその実態を解明することができるようになった。この技術の改良及び応用を通じて,土壌間隙の実態及び排水・保水機能を明らかにする。

3.世界自然遺産「白神山地」の土壌の研究

 世界自然遺産である白神山地の土壌の研究はほとんど進んでいない。約8千年の経過を経たブナ林の土壌はどんな特性を持つか基本的な特性の解明に取り組んでいる。

sasaki_3
円筒に水田の土を充填し、土色の変化や物質の動態を解明しています。このような土の色の変化が同じ土でも地下水位の高低で発生するのは興味深い現象です。こうした違いは地下水の水質や排水路の化学的な成分に影響を与えることを解明しています。

略歴

1981年

岩手大学農学部農業土木学科卒業

1983年

岩手大学大学院農学研究科農業土木学専攻修了

1983年

宮城県農業短期大学 助手

1995年

弘前大学農学部 助教授

1997年

アジア工科大学(タイ王国)留学

2000年

弘前大学農学生命科学部 教授


業績

○白神山地の土壌に関する研究(2)(2005)、白神研究第2号、pp.28-34.


○カドミウム汚染水田の浸透型が物質動態および水稲に及ぼす影響(2005)、土壌の物理性,101、pp.17-26.


○弥生時代水田土に残る稲の根跡に関する研究 (考古学と自然科学,2004年)


○白神山地の土壌に関する研究(白神研究,2004年)


○砂丘畑の暗渠機能低下原因と対策(農業土木学会誌,2003年)


○産業廃棄物としてのカキ殻を用いた水質浄化試験 (農業土木学会論文集,1999年)


キーワード :
2014年4月11日 更新

佐々木 長市 Choichi Sasaki

ページの先頭へ戻る