教員紹介

写真:鈴木 裕之 教授

鈴木 裕之 すずき ひろゆき

  • 英語表記 Suzuki Hiroyuki
  • 職名 教授
  • 所属 弘前大学 農学生命科学部 国際園芸農学科
  • 専門分野 繁殖生理学
  • email suzuki [at] hirosaki-u.ac.jp
  • 電話 0172-39-3805
  • ファックス 0172-39-3805
  • 研究者総覧 鈴木 裕之
  • ホームページ http://nature.cc.hirosaki-u.ac.jp/lab/3/animsci/

※メールアドレスは [at] を @ に変えてください。

メッセージ

高校生の皆さん,将来の仕事につながる好きなことを早く見つけて下さい。弘前大学の教職員は喜んでそのお手伝いをさせていただきます。
 http://nature.cc.hirosaki-u.ac.jp/lab/3/animsci/に研究室の活動状況等が掲載されていますので,こちらもご覧ください。


研究テーマ

家畜繁殖学・動物発生工学

哺乳動物を対象として,「卵の生物学」を研究しています。それらを家畜の分野に応用して,生産効率を高める繁殖技術を開発しようとしています。
suzuki-2 ブタの受精後6時間目の体外受精卵。青色は核,赤色はマイクロフィラメント,緑色は微小管を示します。黄色の部分はマイクロフィラメントと微小管が共存する部分です。卵細胞質内に雄性前核(ゆうせいぜんかく)と雌性前核(しせいぜんかく)が認められます。ともに半数体です。もう少し時間がたつと,両者は融合して二倍体となり,新しい生命が始まります。

 

1.哺乳動物卵の成熟と活性化に関する研究
 卵巣内の卵母細胞が生体内または生体外で成熟する過程を細胞・分子レベルで調べ,体外培養による成熟率ならびに発生率を向上させようとしています。また,受精後の変化も検討しています。さらに,受精時に起こる特別な刺激を加えると,受精なしに卵母細胞は活性化され,単為生殖的に発生を始めます。この現象に伴う細胞レベルの変化を調べて,クローニングで用いられている活性化の効率を向上させようとしています。
2.哺乳動物初期胚の割球の極性化と全能性に関する研究
  受精後,分割を続ける初期胚の割球は,互いに作用あい,細胞として機能形態学的に違いが生じてきます。これらの現象を細胞レベルで調べ,細胞分化との関連を追及しています。

略歴

昭和56年3月 北海道大学大学院農学研究科博士後期過程修了(農学博士)
昭和56年4月 昭和56年度日本学術振興会奨励研究員
(受入機関北海道大学農学部)
昭和57年4月 青森県畜産試験場研究員
昭和58年3月 昭和58年度畜産学研究奨励賞受賞(日本畜産学会)
昭和63年10月 弘前大学助教授農学部(現 農学生命科学部)
平成 2年4月 岩手大学助教授大学院連合農学研究科(併任)
平成 4年6月 米国コーネル大学客員助教授(平成5年8月まで)
平成6年7月 米国コーネル大学客員研究員(平成6年9月まで)
平成9年2月 米国コネチカット大学客員研究員(平成9年4月まで)
平成14年10月

米国コネチカット大学客員研究員(平成15年7月まで)

  現在に至る

業績

1. Kabashima, K., Yoshinaga, D., Fang, J., Matsuzaki, M. and Suzuki, H.: Cell cycle-dependent dynamics of cytoskeleton involving mitochondrial redistribution in hamster embryos. Reprod. Domest. Anim., Article first published online: 27 JUN 2012.

2. Suzuki, H., Koyama, K., Kabashima, K. Fang, J. and Matsuzaki, M.: Temporary Inhibition of Germinal Vesicle Breakdown by Rho kinase Inhibitor Y-27632 is Detrimental to Oocyte Maturation. J. Mamm. Ova. Res., 28: 126-130. 2011.

3. Kabashima K, Matsuzaki M and Suzuki H: Intermediate filament keratin dynamics during oocyte maturation requires maturation/M-phase promoting factor and mitogen-activated protein kinase kinase activities in the hamster. Reprod. Domest. Anim., 45(5), e184-e188, 2010.

4. Suzuki, H., Sasaki, Y., Shimizu, M., Matsuzaki, M., Hashizume, T. and Kuwayama, H.: Ghrelin and leptin did not improve meiotic maturation of porcine oocytes cultured in vitro.  Reprod. Domest. Anim., 45(5): 927-930. 2010.

5. Suzuki, H., Fukudome, H., Takami, A. and Matsuzaki, M.: Cytoskeletal and mitochondrial distributions in porcine oocytes at different germinal vesicle stages. J. Mamm. Ova Res., 25(3): 177-183. 2008.

6. Hashizume, T., Shida, R., Suzuki, S., Kasuya, E., Kuwayama, H., Suzuki, H., Olah, M. and. Nagy, G.M.: Interaction between salsolinol (SAL) and thyrotropin-releasing hormone (TRH) or dopamine (DA) on the secretion of prolactin in ruminants. Domest. Anim. Endocrinol., 34(3): 327-332. 2008.


研究室・ゼミ

suzuki-3

 品質が優良と評価された成熟培養前の卵の蛍光染色像。青色は核,赤色はマイクロフィラメント,緑色は微小管を示します。黄色の部分はマイクロフィラメントと微小管が共存する部分です。

suzuki-4 品質が普通以下と評価された成熟培養前の卵の蛍光染色像。青色は核,赤色はマイクロフィラメント,緑色は微小管を示します。写真aに比べるとマイクロフィラメントの染色性の低下が明らかです。
suzuki-5 品質が優良と評価された卵の成熟培養後の蛍光染色像。青色は染色体,赤色はマイクロフィラメント,緑色は微小管を示します。染色体が中期核板の赤道面に配列し,細胞内のほとんどの微小管が動員され紡錘体を形成しています。細胞表面のマイクロフィラメントが明瞭に認められます。
suzuki-6 品質が普通以下と評価された卵の成熟培養後の蛍光染色像。青色は核,赤色はマイクロフィラメント,緑色は微小管を示します。写真cに比べるとマイクロフィラメントの染色性の低下が明らかです。紡錘体の形成も不十分なようです。

キーワード :
2017年1月6日 更新

鈴木 裕之 Suzuki Hiroyuki

ページの先頭へ戻る