教員紹介

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畠山 幸紀 はたけやま こうき

  • 英語表記 Koki Hatakeyama
  • 職名 助教
  • 所属 弘前大学 農学生命科学部 分子生命科学科
  • 専門分野 免疫学
  • email hatakeya [at] hirosaki-u.ac.jp
  • 電話 0172-39-3588

※メールアドレスは [at] を @ に変えてください。

メッセージ

 大学受験時18,9歳の能力がその人の最終的な能力を代表しているとは思いません。私の印象ですが、弘前大の学生は入学後に伸びる学生が多いと思います。それは特に卒業研究の約1年間、そして大学院時代に顕著です。弘前はじっくり自分の生き方を考えるには良い土地です。学生時代の数年間を大都市から離れて暮らしてみれば、大都市的な価値観も決して一元的な物ではなくなると思います。
    母校で後輩たちと一緒に研究できる事を幸せに思っています。


                                  hatakeyama_1 (担当授業:免疫生理学実験)
  がん細胞や血液細胞を
  顕微鏡で観察しています。

 hatakeyama_2

(応用生命工学科学生実験室からの眺め) 
  残雪の残る岩木山が見えます。


研究テーマ

免疫学
 がん細胞と宿主の相互作用、がん転移の動物実験モデル、抗腫瘍実験

細胞工学
 モノクローナル抗体の作成、がん細胞株の樹立

画像解析
 動画を用いたがん細胞や免疫系細胞の行動解析

 

1.新しいがん細胞株の樹立、がん転移実験モデルとしての確立

 マウスやラットもヒトと同じようにがんになります。その中には特徴のある病態を示すものもあります。腫瘍(がん)細胞を培養しその生物学的特性を研究しています。また、培養した細胞を健康な動物に移植し、特定の臓器に転移を起こしやすいがん細胞を選択しています。がんの動物実験モデルは抗がん剤の開発やがんの生物学的特徴を研究する上で欠く事のできないものです。

2.蛋白機能解析のためのモノクローナル抗体の作成

 モノクローナル抗体作成技術の開発は20世紀の免疫学に大きな発展をもたらしました。それは、抗体をつくるリンパ球(すぐに死ぬ)とがん細胞(永久的に増える)を融合させて、純粋な抗体を大量に得ようとする技術です。これまで、細胞分化に関連する転写因子や、ウイルスの表面膜たんぱく質に対するモノクローナル抗体を作成してきました。作成した抗体を用いてそれらの蛋白の発現や機能を解析しました。

3.動画を用いた細胞の行動解析

 顕微鏡で細胞を観察すると細胞は静止しているように見えます。顕微鏡ビデオ撮影装置で時間を短縮して撮影すると、細胞の種類によっては特徴のある行動を示すものがあります。細胞の機能や細胞相互作用を動的に解析する事は、これからさらに重要になっていくと思われます。

4.教育用Webサイトの公開

 これは研究というよりは「社会貢献」のつもりで行っています。中学校や高校の生物の授業で活用できるような画像や動画を公開しています。これまで「細胞生命科学教育用画像データベース」「粘菌生活」などを公開しま
  したが、月1800件以上のアクセスがあるサイトもあります。

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Balb/c系マウスの背部に自然発症した
  皮下腫瘍

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増殖中の癌細胞


略歴

1985年

弘前大学理学部生物学科卒業

1987年

弘前大学大学院理学研究科生物学専攻修了

1987年

中外製薬株式会社(中央研究所、探索研究所)

1992年

弘前大学理学部助手

1997年

弘前大学農学生命科学部助手(学部改組による)


業績

主要論文

○「癌細胞からのGM-CSFの産生と癌の転移形成性との相関」(癌と化学療法、1989)


○A correlation between GM-CSF gene expression and   metastasis in murine tumors. (Int.J.Cancer, 1991)


○Human small Maf proteins from heterodimers with CNC   family transcription factors and recognize the NF-E2 motif. (Oncogene, 1997)


○Characterization of haemaggulitinin-esterase protein   (HE) of murine coronavirus DVIM by monoclonal antibodies. (Arch Viol, 1998)

学会発表

○冬虫夏草( Cordyceps sinensis ) の経口投与による抗腫瘍効果 :RL♂1移植マウスに対する作用. (第61回日本癌学会総会, 2002)


○マウスの週齢とアゾキシメタンによる発癌性 (第62回日本癌学会総会, 2003)

その他(研究開発報告)

○「粘菌生活:細胞性粘菌を素材とした教育用動画サイトの公開」(HIROIN, 2002)


○「ギガビットネットワークを利用した教育用ビデオ作品のオンデマンド配信」(HIROIN, 2004)


キーワード :
2017年1月13日 更新

畠山 幸紀 Koki Hatakeyama

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