教員紹介

写真:濱田 茂樹 准教授

濱田 茂樹 はまだ しげき

  • 英語表記 Shigeki Hamada
  • 職名 准教授
  • 所属 弘前大学 農学生命科学部 分子生命科学科
  • 専門分野 植物生化学・酵素学
  • email shamada [at] hirosaki-u.ac.jp
  • 電話 0172-39-3772

※メールアドレスは [at] を @ に変えてください。

メッセージ

 お米の澱粉や貯蔵タンパク質の生合成・蓄積メカニズムを中心に、酵素やタンパク質の機能解析を行っています。また、お米の需要拡大を目指した米粉等の加工利用にも興味を持っています。お米の基礎研究と応用研究の両面から、青森県の基幹産業である農業に少しでも役に立てればと考えています。「なぜだろう?」と疑問に思った科学的興味は、どんな事でも追求し始めたら奥が深く面白いものです。皆さんがやってみたいと思う研究も、弘前大学できっと見つかるはずです。学生の皆さんと研究の面白さを共有しながら、一緒に成長していきたいと思います。自分達のオリジナル米品種を作って普及できたら素敵ですね。

 


研究テーマ

専門分野:植物生化学・酵素学  テーマ:米の品質制御の解明とその応用
◯イネの突然変異系統ライブラリーの作製
毎年約2,000系統ぐらいの突然変異系統を作ります。1個体ずつ収穫しては脱穀や籾すりをする地味で根気のいる仕事ですが、この中から凄いお米が見つかるかもしれません。
◯新規形質米の開発を目指した選抜
上記の突然変異系統から選抜法を工夫しながら新しい性質のお米を見つけ出します。
◯デンプン生合成変異系統の解析
お米は70%がデンプンを蓄積しています。その大量のデンプンが植物の中でどのように合成されているのか、わからないことがいっぱいです。私たちのカロリー源でもあるデンプン生合成の謎に迫ります。
◯タンパク質蓄積変異系統の解析
お米のタンパク質は割合こそ多くはありませんが、炊飯米の食味や飼料用米、加工用米粉として、とても重要な性質です。お米のタンパク質を改変できたら、お米の利用価値が飛躍的に上がるかもしれません。
◯米糠由来機能性成分の生合成酵素の解析
私たちは精米したお米(白米)を食べていますが、健康に良い機能性成分の多くは米糠にあります。普通は食味を求めて米糠は捨てているわけで、勿体無いですね。この機能性成分の含量が増やせたら、きっと玄米の魅力に気づいてくれるかもしれません。機能性成分ってお米の中でどうやって作られているんだろう?
◯米粉パンなど米粉加工利用の研究
お米の需要は年々減少する一方で、パン(小麦)の消費は増えています。どうすればもっとお米を消費できるのか?お米のいろんな利用法を考えてみませんか?


略歴

 1997年 弘前大学農学部生物資源科学科卒業

 1999年 北海道大学大学院農学研究科農芸化学専攻修士課程 修了

 2002年 北海道大学大学院農学研究科応用生命科学専攻博士後期課程 修了

    2002年 米国ワシントン州立大学生化学研究所 博士研究員

 2004年 日本学術振興会特別研究員 PD

 2005年 北海道大学大学院農学研究科 助手

 2007年 北海道大学大学院農学研究院 助教

 2009年 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 作物研究所 任期付研究員

 2012年 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 作物研究所 主任研究員

 2013年 弘前大学農学生命科学部 准教授


業績

Chou, H.L., Tian, L., Kumamaru, T., Hamada, S., and Okita, TW.: Multifunctional RNA binding protein OsTuder-SN in storage protein mRNA transport and localization. Plant Physiol. 175 (4), 1608-1623 (2017).

*Hamada, S., Kubota. K., and Sagisaka, M.: Purification and characterization of a novel extracellular neutral metalloprotease from Cerrena albocinnamomea. J. Gen. Appl. Microbiol., 63, 51-57 (2017).

Araki, E., Ashida, K., Aoki, N., Takahashi, M., and Hamada, S.: Characteristics of rice flour suitable for the production of rice flour bread containing gluten and methods of reducing the cost of producing rice flour. Japan Agricultural Research Quarterly (JARQ), 50 (1), 23-31 (2016).

*Hamada, S., Toda, K., Ogawa, S., Kubota, K., and Miyairi K.: Characterization of the effects of C-terminal pro-sequence on self-inactivation of Stereum purpureum endopolygalacturonase I. FEMS Microbiol. Lett. 362 (17), fnv134 (2015).

Suzuki, Y., Miura, K., Shigemune, A., Sasahara, H., Ohta, H., Uehara, Y., Ishikawa, T., Hamada, S. and Shirasawa, K.: Marker-assisted breeding of a LOX-3-null rice line with improved storability and resistance to preharvest sprouting. Theor. Appl. Genet., 128 (7), 1421-1430 (2015).

*Hamada, S., Suzuki, K., and Suzuki, Y.: Development of a new selection method and quality improvement of sugary-1 rice mutants. Breed. Sci., 63 (5), 461-467 (2014).

Wakuta, S., Shibata, Y., Yoshizaki, Y., Saburi, W., Hamada, S., Ito, H., Hwang, S.K., Okita. TW., and Matsui, H.: Modulation of allosteric regulation by E38K and G101N mutations in the potato ADP-glucose pyrophosphorylase. Biosci. Biotechnol. Biochem., 77 (9), 1854-1859 (2013).

*Hamada, S., Suzuki, K., Aoki, N., and Suzuki, Y.: Improvements in the qualities of gluten-free bread after using a protease obtained from Aspergillus oryzae. J. Cereal Sci., 57 (1), 91-97 (2013).


研究室・ゼミ

◯研究室のみんなで5月の田植えと9月の稲刈りをします。
◯前期と後期に文献ゼミ、4年生以上は10月に中間の研究発表会を行います。
◯飲み会:10月:3年生配属歓迎会
     1月:新年会
     2月:卒論慰労会・追いコン
◯ラボランチ:不定期


キーワード :
2018年9月13日 更新

濱田 茂樹 Shigeki Hamada

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